症例157 奈良県生駒郡斑鳩町在住 10代女性
器械体操での膝と足首の痛みの症状
当院のうわさを聞いて来られた方です。
小学校の器械体操をしているお子様をお母様が連れて来られました。
お話をお聞きすると器械体操の練習時左膝と足首が痛んで全力で練習できないということでした。
また、以前に反対側の右膝の骨が剥離してサポーターを長く着けていたということでした。
確認すると右膝は長くサポーターを着けていたせいで膝関節が拘縮し膝が曲がってしまい、右下肢が左側よりも短くなっていました。
器械体操での膝と足首の痛みの整体
「整体1回目」
初検時その場でジャンプしてもらうと左膝と左足首が痛む状態でした。
右側の膝が曲がってしまっているので左側の膝と足首に過度な負荷が掛かっていると推察し、施術は右膝関節の拘縮の施術から始めました。
右膝の障害から1年半くらい経過しているので膝関節の拘縮がかなり強くある状態でした。
施術後にその場ジャンプをしてもらうと膝と足首の痛みが消失していたので、この日は自宅でしてもらうセルフ整体を教えて終了しました。
「整体3回目」
器械体操練習時の足首の痛みは消失し、膝の痛みは残存する状態でした。
施術は前回同様に進めました。
「整体5回目」
練習時の膝の痛みが緩和してきたので練習の強度を8割くらいまで上げて行うよう指導しました。
「整体8回目」
さらに膝の状態が良くなっていたので次回の練習は全力でしてもらって膝の状態を確認することにしました。
「整体9回目」
左膝の痛みは消失し全力で器械体操の練習ができるようになったので、この回からは長時間のサポーターの使用で曲がってしまった右膝の施術を集中的に行うことにしました。
器械体操での膝と足首の痛みの考察
この方の場合まず初めに右膝を傷めてその後遺症で右膝が曲がってしまい、左側に過度な負荷が掛かりすぎて傷めたと推察されます。
現在は左側の膝の痛みも足首の痛みも消失していますが、右膝の曲がった状態はまだ残存しています。
将来的に左膝と足首の痛みが再発する事も考えられるので右膝の施術は継続中です。
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たけもと接骨院・整体院
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院長 武本昌史(柔道整復師)